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コロナ禍で支援寄付先からのお手紙

 

    コロナ禍でクラブ表彰式が中止になり寄付先よりお手紙を頂きました   

   

       今年度もクラブ表彰式は中止となってしまいました。

日頃、ご苦労されている寄付先の代表の方々には、直接お目にかかり、コロナ禍での子どもたちの様子をお伺いするのを楽しみにしておりましたのに残念です。

寄付先の「認定NPO法人 チャイルドラインとちぎ」「認定NPO法人だいじょうぶ」の代表の方々に近況をお届けいただきましたのでご紹介させていただきます。

このような状況の中で、皆様、工夫をこらし活動をなさっているご様子には頭が下がります。

      アワード委員長 矢吹佳子

  

 

           

 

認定特定非営利活動法人 だいじょうぶ 理事長 畠山由美 様より

 

国際ソロプチミスト宇都宮の皆さま

 

 皆さまには日頃から沢山のご支援と励ましをいただき、ありがとうございます。お陰様で子ども達は元気に新学期を迎えることができました。

昨年は新型コロナウィルスの影響を受け全体で集まるバーベキューやクリスマス会などのイベントが中止となった他、子どもの居場所も人数制限し、ワイワイと大皿を囲む賑やかな食卓から少人数で食べる食卓に変わりました。

 支援体制を変えたことで良かったこともあります。室内だけでなく屋外で伸び伸び遊ばせる機会が増えたことです。野山を駆け巡る自然体験は子どものやる気を育て、自信がつきます。スタッフが個別に遊びに連れ出すことでスタッフとの信頼関係が築けて心の安定に繋がりました。活動域を広げたことは子どもの成長にとても良い影響を与えました。

 そこで、今年度は従来の二か所の「ひだまり」に加え、乳幼児の居場所「ひだまりキッズ」そして野外活動のできる「ひだまりチャレンジ」の運営を正式に開始しました。子ども達が心身ともに豊かに育つことを願い、皆さまからの期待に応えられるよう、これからも活動を展開してまいります。日光へお出かけの際は皆さまぜひお立ち寄りください。

                                                      認定特定非営利活動法人 だいじょうぶ

                              理事長 畠山由美

 

                            

 

 

          

認定NPO法人チャイルドラインとちぎ 理事長 松江 比佐子様より

 

                                                                                   

                                     

 

国際ソロプチミスト宇都宮様の変わらぬご支援に感謝して

 

  昨年よりのコロナ禍で子どもの社会にも厳しい現実が重くのしかかっております。子どもたちから相談を受けるチャイルドラインの活動により、その不安をひしひしと感じます。経済、そして社会的関係にも貧困が進み、自分の進む道に希望を感じられない子も多く、閉塞的な家庭状況からの虐待報告も見受けられます。私たちの活動自体にも制約がかかりました。そんな私たちを応援してくださるソロプチミストの皆様の存在は大変心強く、改めて自分たちの責任についても考えられました。子どもの最善の利益を保証する社会を目指して今後も努力する所存です。本当にありがとうございました。

認定NPO法人チャイルドラインとちぎ

理事長 松江比佐子